自己破産とデメリット

債務整理の中でも自己破産は最も徹底した方法であり、基本的にすべての債務を免除してもらうことが可能ですが、しかし反面失うものも非常に多くあります。しかしどのように努力しても到底支払いきれない負債を抱え込んだ場合などには自己破産しない限り、生きて行くこともできなくなるほどの苦境に立たされることを思うと、多少のデメリットは仕方がないこととしてあきらめる他はありません。それよりもせっかく得られた第二の人生のチャンスをムダにすること無く前向きに生きて行ってこそ自己破産などの債務整理の意義があるのだと言えます。

自己破産をした際のデメリットとしては、まずマイホームや土地、別荘などといった不動産はすべて換価(債権者に利益を分配するために売却すること)されることになります。また99万円を越える現金や、基本的に価値が20万円よりも大きくなると思われる株式や生命保険、ゴルフ会員権、貴金属などはすべて失うことになります。

また自己破産した場合でも税金は免除とはなりませんので必ず支払う必要があります。

また自己破産した場合には官報に記載されることになります。官報とは国が発行する法令公布の機関誌で、国の広報誌および広告紙として機能しています。自己破産した場合にはこの官報に、氏名、住所、破産の手続きをした日時や裁判所名などの記載が残されることになります。経済的ではなく社会的な観点に立った場合にはこのことが最も大きなデメリットとなるかも知れません。官報は一般の人の目に触れるものであるため何かのきっかけで破産者の過去を調べようとする人がいた場合などはこうした情報は漏れてしまうことになります。

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